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AI作曲

  • 執筆者の写真: KAKKA
    KAKKA
  • 2024年9月26日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年10月8日

最近はAIで作曲などがトレンドとなっているが、私には嫌悪感しかない。

そこまでして作った曲って誰の曲なのか? 自分で生み出すことにしか価値はない。

勘違いしたDTMといってもテクノロジーオタクがこれからはAI作曲だとか、時短して曲を作ってマネタイズだとかほざいているが、何のために作るのか?が根本的に欠けている。

商業音楽家としても既に失格だし、それならAI作曲オペレータとでも名乗ればよい。

音楽が好きだから許せないだけかもしれないが、ここは私には重要なのである。


歌を作るとき2つのパターンがある。歌詞をもらってそれにメロを付けるときとその逆。

ただ私自身は歌詞からつけるほうが好きである。それは歌詞にこそテーマがあるから。

メロ作るときに結構重要なのは歌詞が理解できるメロを作ること。現代は自由度は高くなったにせよ、日本語が単語単位で理解できるように譜割できることを意識するほうがいい。

極端な例で 「私のわがままきいてほしい」を「私のわが ままきいてほしい」で切らないほうがよいよってこと。言葉を人に伝える上で当たり前ではある。歌詞優先だとそんな時困るのが1番と2番の歌詞の割り方が上手くいかないとき。まあ多少妥協はするがそんなときはできれば歌詞を変えたほうがいい。

あとメロはインストとして聴いて綺麗な流れと、歌をして聴いて綺麗な流れが違う。

たとえばインストだと同じ音の繰り返しって良いと感じないが、歌だと同じ音の繰り返しでも成立することが多々ある。特にA メロ、Bメロ、サビの構成だと、Aメロでは導入として動きをあえて作らないで同じ音の繰り返しのようなシンプルなメロで、最終さびで広がるようなイメージである。似たメロの繰り返しでは展開できない。常に起承転結できることが重要だと考えている。シンプルだと言われるロックンロールも、ちゃんと起承転結している。

もちろん新しい自分の世界を作りたいのだとして、斬新なメロや構成を考えるのも良いが、実際にプロの世界でそんなことが成立する人は、既に多くの理論や経験を経ていて、多くの蓄積の中でこそできるのである。まず多くの人の音楽を吸収し、学ぶことが大切だと思う。



 
 
 

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