シンガーソングライターとは
- KAKKA
- 2024年10月8日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年11月19日
ここ数年間で何人もの自称シンガーソングライターを名乗る人に会ってきた。
作曲ができて歌詞も書けて歌えるという方である。
しかし依頼を受けて驚愕することも多く、送られてきた音源が鼻歌でもちろんコードなどないし、キーも安定しないから、正確な音程が把握できなくある程度想像して作るしかない。
送ったものが間違っている言われても修正しようもない。もちろん彼女らはそんなことすら理解できず、自分の歌っているのはそうじゃないと宣う。それでもなんとか仕上げて完パケにしても、作詞、作曲がそのシンガーの著作権となるのが現実。シンガーの労力より遥かにアレンジ労力の方が大きいものである。鼻歌3分、アレンジとミックスに何十時間の労力の末、著作権は作詞、作曲にしか存在しない。アレンジできる人間なら同じ時間使えばあなたレベルの鼻歌100曲以上作れますと思うことも多々あった。
それが現実。シンガーソングライター名乗るなら、せめて鍵盤など音程のしっかりした楽器にメトロノームで送るか、本来ならコード付けくらいできるようにスキル高めることをおすすめする。正確なコード付けなどできなくとも、簡単なメジャー、マイナー、セブンスだけでもチャレンジしてほしい。そこから見えてくる新しい世界もあるだろう。
そんな経緯もあり、当レーベルでは、一方的な鼻歌の受付は一切致しません。せめてその場合は時間がかかっても、同席して試行錯誤して作り上げるほうが良いかと思います。
現在当レーベルで配信する場合は、費用は一切いただいておりません。ビジネスとしてやっておりませんので当方に思い入れがければ続けられないからだとご理解ください。
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