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Vocal編集TIPS その2

  • 執筆者の写真: KAKKA
    KAKKA
  • 2024年9月24日
  • 読了時間: 2分

以前にも軽く書いたが、ボーカル編集(というか歌うこと)でもしかしたら最も大切なことはタイミングだと確信している。

コーラスを合せるのは置いといて、メインボーカルで歌のリズムが全体リズムにハマらないと良い音楽として成立しない。ある意味ドラムとも似ているが、クオンタイズとベロシティの関係かとも言える。なので多少ピッチがずれていてもメインボーカルなら味にもつながるが、リズム感が楽曲に綺麗に合っていないと聞いていてしっくりこないもの。

本来これが歌い手の力でもあるが、複数トラックで優先すべきはピッチよりグルーブとして、違和感を感じた部分だけピッチを修正するのがベター。

ちなみにピッチやタイミング修正には、ARAよりプラグインのメロダインのほうが便利かもしれない。元のボーカルデータは残ったままなので、やりなおしたければメロダインのデータを部分的に削除(カット)して、その部分だけ再読み込みすればもとに戻る。選択トラック自体を変えたいなら、メロダインをオフにしてトラック選択しなおして、再びオンにして再読み込みするだけ。

両方ダメなシンガーにも実際に遭遇したが、シンガーとしては成立しないので練習してから出直して来いと伝えたほうがいいw


厳しい言い方だが、すべてが個性では済まされないと本音で思っている。もちろんそれを差し引いても良いエンターティナーは存在するけどもね。

 
 
 

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