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周波数とミックスの関係

  • 執筆者の写真: KAKKA
    KAKKA
  • 2024年9月18日
  • 読了時間: 2分

当たり前のことだが、周波数とミックスの出来栄えには大きな関係がある。

DAWについているアナライザーでもミックスした音の周波数が視覚確認できるが、ローばかり大きいものとかいびつなものになる場合がある。目指している音がそれなら問題もないのかもしれないし、最近はマキシマイザーなるものがあってピークメーターがオーバーしないから気にしない人もいるかもしれない。

マキシマイザーが最終はいることを前提にミックスせよと言う方もいるが、それはイメージするためであって、プロにマスタリングしてもらうことが前提ならマキシマイザーをかけずに仕上げるのが普だろう。

特定の周波数に音が固まるとその周波数だけでレベルオーバーとなる。理想的にはその周波数が分散されているほうが全体として大きな音になる。言い換えれば空いてる周波数を無駄に使わずにマキシマイザーを使わずとも全体の音圧が高くなる。

じゃあどうするんだ?となって、Xとかでもローカットだとか話題になるが、結局のところはアレンジに戻ることになる。例えばビアノコードでもどの音でそのコードを構成するか?で全く出音が違う。曲にあった音を出すこと。あと同じ周波数や場所(パンなど)に似た音は置かないし、あえて周波数の違う音を使う。アタックがずれているだけでも効果的なこともある。アレンジ段階で適正な音を決め、それを耳で聞きながら左右に振って配置するだけで、結果的に周波数をフルに使った音源になることも多い。

何でもかんでもマキシマイザー、コンプ、ローカットではダメだということだけは伝えたい。なので製作段階でなんか音が薄いとか違和感を感じたら、アレンジを見直す、ピアノなど楽器のキーを下げる、上げるなどするだけでピタッとはまる場合もあるのだ。

 
 
 

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